鳥海山ー雪山の登山者たちー

4、万助道 ドッタリ付近を登る 鍋森を目指して 蛇石流の吹き溜まりに雪洞を掘る 千畳ヶ原を行く

鳥海山ー雪山の登山者たちー

3、河原宿 山頂を目指して 風紋の雪原を行く 河原宿を行く登山者と笙ヶ岳 サンピラーを浴びて

鳥海山ー雪山の登山者たちー

2、滝ノ小屋付近にて 吹雪を突いて鼓岩を越える 小屋に着いた 地吹雪が襲う 山を下りる時 丁岳が見送ってくれた

鳥海山ー雪山の登山者たちー

1、初冬 雪に覆われた扇子森にて 稲倉岳を背に 外輪山を登る 外輪山を行く

鳥海山ー雪山の登山者たちー

山の写真を撮り始めたのは20歳代の中ごろ。知人から暗室に入ることを勧められて、山で撮ったモノクロフィルムの吹き伸ばしを体験した。引き伸ばし機で感光した印画紙を現像液に浸した瞬間に画像が浮き出てくる驚きと感動を味わう。それをきっかけに写真を趣…

鳥海山ー風雪の記憶ー

4、河原宿 2020年1月中旬、曇り空で時々日が差している。外輪山は雲に隠れていた。風もなく比較的穏やかな天気で登山者が多く、湯の台登山口から立派なトレースが出来ている。滝ノ小屋往復の人たちとすれ違いに、のんびり登って滝ノ小屋に着いた。同行は、こ…

鳥海山ー風雪の記憶ー

3、祓川 1985年の2月下旬、山仲間と4人で祓川に向かう。祓川にたどり着くために、花立から標高差600m、距離約10㎞の車道を歩かなければならない。 猛烈な地吹雪の中を車を走らせて花立の先の駐車場に車を止めた。スキーを履いて出発した直後の木境神社までは…

鳥海山-風雪の記憶ー

2、滝ノ小屋 1984年2月下旬、異常低温注意報(当時は「異常」を付けて発令されていた)を無視して、湯の台を出発した。同行は山仲間のSさん。激しく降っていた雪は次第に小降りになり、スキーを履いて南校ヒュッテを経由、尾根を進む。雪が吹き飛び所々地面…

鳥海山ー風雪の記憶ー

風雪の記憶 鳥海山の過去の山行で撮った写真を見ていると、強烈な風雪を思い出させてくれるカットが出てくる。そんな時、ちょっと大げさかもしれないが、何事もなく山から帰って来れた幸運に今更ながら胸をなで下ろしたりすることがある。ただ、写真が残って…

テントを背負って登った雪の鳥海山

5、中島台 夜明け前の県道58号の車止めから歩き始めた。除雪された路面がツルツルに凍っている。第一発電所を過ぎて2㎞ほど進むと除雪が終わり、先行する踏み跡が現れた。スノーシュウを履き、踏み跡を追って中島台リクリエーションの森を目指した。リクリエ…

テントを背負って登った雪の鳥海山

4、1970~80年代のテント山行を回想する 4月上旬、駒止めを出発して御浜に登った。扇子森を越えて、溶岩ドームとの鞍部にテントを張る。夕方から西風が強まり吹雪が始まった。強風に押され突風に拉げるテントに一晩中はらはらしながらやり過ごした朝、奇跡的…

テントを背負って登った雪の鳥海山

3、横堂経由、滝ノ小屋へ 寒波が去り、久しぶりの晴天が予想された。湯の台登山口に車を置き、ワカンを履いて歩き始める。予定は2泊3日、背負ったザックはけっこう重い。登り始めから膝を越すラッセルが始まった。荷物を背負ったままでは進めないので、空身…

テントを背負って登った雪の鳥海山

2、北面の展望台 丸森 丸森のピークにテントを張り朝夕の鳥海山北面を眺める、という計画で中島台リクリエーションの森を出発した。同行は山仲間のSさん。Sさんは都合により明日の朝に下山する。雪に覆われた県道52号線を進み、ヘナソ沢を過ぎた辺りから赤ハ…

テントを背負って登った雪の鳥海山

鳥海山ではテントの設営が条例で禁止されています。テントを張る行為が地表に与える影響がとても大きいからです。以前、テント場として大勢の登山者が利用した河原宿や鳥海湖の現状を見れば、地表に与えるインパクトは明らかです。自然に与える悪影響を極力…

鳥海山ー山歩き雑感ー

22、鍋森から噴出した溶岩流 鳥海山山頂の南西の中腹に、笙ヶ岳と月山森の大きな尾根に挟まれた細長い地形があります。ここは、鍋森から流れ出た溶岩が冷えて固まり形成され、その後ブナに覆われた静かな場所です。並走するように伸びる三本の登山道があり、…

鳥海山ー山歩き雑感ー

21、山頂御室 山頂御室を見ると、「こんなすごい所に・・・」といつも思います。国内には標高3000mを越す山頂付近に建つ山小屋が数多くあり、長年の風雪に耐えています。鳥海山の山頂御室の何がすごいかというと、それは溶岩流の上に建っているということで…

鳥海山ー山歩き雑感ー

20、千畳ヶ原 千畳ヶ原は憧れの地。周囲を峰々に囲まれた緩やかな湿原が広がっています。厳しい山行が続いた後は、いつも広大な湿原に敷かれた木道に腰を掛け、周りを取り囲む峰々を見渡し無為の時を過ごしました。それでも、ここに来ることはなかなか簡単で…

鳥海山ー山歩き雑感ー

19、石祠 鳥海山を吹浦口あるいは湯の台口から登ると、途中からかつての登拝道を辿ることになります。登拝道には拝所があり、石祠が置かれています。これまでの山行で多くの石祠にカメラを向けてきました。その中で、周囲の環境や景観と一体になった祠の写真…

鳥海山ー山歩き雑感ー

18、スノーブリッジ 日本海からたっぷり水蒸気を吸い上げて吹き荒れる季節風は、鳥海山に大量の雪を降らせます。強い風は雪を吹き飛ばし、尾根やピークの東側に吹き溜まりを作ります。雪は真夏でも融けずに残り、きれいな残雪模様を描きます。年によっては、…

鳥海山ー山歩き雑感ー

17、虫穴 外輪山の稜線に、登山口から見てそれと分る巨大な溶岩の塊「虫穴」が載っています。溶岩が冷えた時に、火山ガスが抜けた穴が無数に空く軽石のような岩と言われているのですが、長い時間の雨水による風化の影響も受けています。 百宅登山口から見上…

鳥海山ー山歩き雑感ー

16、如意輪観音 湯の台口の登山道では、薊坂を登り切り外輪の尾根に出るまで新山を見ることはできません。伏拝岳に立った時、目の前に突如現れる新山溶岩ドームの印象は強烈です。登り切った感激が大きく、昔ここに大物忌神社の遥拝所があったというのもうな…

鳥海山ー山歩き雑感ー

15、康新道のチョウカイフスマ 日増しに深まる秋の日に康新道を歩きました。見上げる山頂は、雪の来るのを待っているだけのようです。 足元の色付いた草紅葉の中に、黄葉したチョウカイフスマがありました。先端にまだ緑を残した姿から、鳥海山を代表する高…

鳥海山ー山歩き雑感ー

14、S字雪渓 百宅登山口から、登り一方の道を汗をぬぐいながらひたすら登り、唐獅子平に着きました。 登山口から見上げる 登る途中で見たサンカヨウ それまで見えなかった外輪山が姿を現し、唐獅子岩と呼ばれる大きな溶岩塊が出迎えてくれました。ここに初め…

鳥海山ー山歩き雑感ー

13、千畳ヶ原の池塘 1982年10月上旬に撮影した千畳ヶ原の池塘です。(40年前に撮影したポジフィルムで、退色が進んでいます。) 次は、同じ池塘の最近の姿です。 大きな変化は、池塘にミヤマホタルイが繁茂したことです。水面に映える扇子森を見れなくなりま…

鳥海山ー山歩き雑感ー

12、鍋森 伏拝岳から見た冬の鍋森 山の地形は、余計なものが雪に覆われる冬に見ると分かりやすいと言われます。山仲間が、雪に覆われた鍋森を見て「へんなの!」と言った通り、とても変わった風景だと思います。 雪の無い季節に、四方から鍋森を見て見ます。…

鳥海山ー山歩き雑感ー

11、万助小舎の水場 万助小舎の裏手にある水場には、年中枯れることなく清流が流れています。 最近まで、この水場はここで水が湧き出している、と思い込んでいました。小舎から千畳ヶ原を目指して登って行った時、道の左から水場に流れこむ沢音が聞こえてき…

鳥海山ー山歩き雑感ー

10、アキアカネ 夏山を歩いていて、まとわりつくブヨに閉口することがよくあります。大群に襲われると、カメラのレンズのに群がる姿をファインダーを通して見てしまうことだってあるくらいです。防虫スプレーを「これでも食らえ!」とばかりに噴射してもあま…

鳥海山ー山歩き雑感ー

9、「岩峰」に載る巨岩 文珠岳から見た西鳥海の峰々 長坂道T字分岐から見た岩峰 麓の遊佐町白井新田から登って来る長坂道があります。登山口の山ノ神から標高差約1300mを登り、たどり着いた笙ヶ岳一峰から二峰、三峰、岩峰と三つのピークを経て御浜に到達す…

鳥海山ー山歩き雑感ー

8、御田ヶ原に広がる階段砂礫 秋の御田ヶ原と山頂 御田ヶ原を前景にした鳥海山は大好きな風景で、ここを訪れた時は四季を問わずシャッターを押します。なだらかな尾根いっぱいに広がる階段砂礫が、不思議な風景を見せてくれます。礫地が細長い段々を造る地…

鳥海山ー山歩き雑感ー

7、七高山溶岩 雪の消えた大雪路から見上げた七高山 矢島口の登山道を登っていて見上げる七高山は個性的な姿をしています。目立つのは山頂に厚手の被せ物のように乗る岩盤と切れ落ちた断崖です。山頂直下の舎利坂まで登ると、いよいよ断崖が目前に圧し迫っ…