・七高山に立つ(2月28日)
目の前を覆い尽す、エビノシッポという軽い響きでは表現できない重量感に溢れる氷の集合体。稜線上の小さな火山礫から大岩まで、すべての突起物が分厚い岩氷を纏っていた。七高山に立ち外輪内壁を振り返る。彼方に月山と朝日連峰が、さらにその先に見えるのは飯豊連峰だ。北峰から見返すと、七高山のピークがが西日に輝いていた。
外輪稜線に立ち塞がる虫穴
複雑に成長した岩氷が烈しく吹き付ける季節風を表現
岩氷と七高山
厳しい季節風を物語る外輪内壁
北峰から見た七高山 彼方に月山と朝日連峰
夕陽に輝く外輪山