鳥海山ーモノクロームの情景ー

・滝ノ小屋(2015年1月上旬)

 湯ノ台から横堂経由で滝ノ小屋を目指す。新雪が降り積もった尾根道は困難を極めた。所により腰まで没するラッセルに時間がかかり大黒台で日没を迎えた。。翌日、濃霧の中を歩き始めて西物見付近まで登った時、急に霧が晴れて外輪山が見えてきた。

 河原宿に続く雪の斜面に、流れる雲が影を落としていく。スキーを履いて登る一人の登山者がいることに気が付いた。

                                                  霧が流れて白い外輪山が見えた。

 

             霧氷が付着した西物見の灌木帯

 

              尾根の東側で雪庇が崩壊していた

 

                雪の大斜面を登る単独登山者