鳥海山ーモノクロームの情景ー

仙ヶ洞②

 ボサ森の尾根に上がり、灌木帯と吹き溜まりの境を登った。次第に仙ヶ洞が大きく見えてくる。雪原を覆う風紋は、気温上昇でエッジが溶けて繊細さが損なわれていた。仙ヶ洞を構成する巨岩を岩氷(エビノシッポ)が覆っている。岩氷は新鮮さを保ったままで迫力がある。

             ボサ森の登りで振り返って見る河原宿

 

            溶けかかった風紋とその向こうの外輪山

 

               雪原の先に仙ヶ洞が見えてきた

 

                  岩氷を纏う仙ヶ洞

 

                仙ヶ洞下の台地に着いた